コジ塾の未来

さまざまな生徒さんと出会い、ともに学んでいく中で、『コジ塾の役割』について考えることも多くなりました。

(国語)講師・授業風景15

講師を始めた頃は、私自身が指導教科の内容や教え方を習得することに精一杯でしたが、しだいに勉強についてもう少し広い意味で捉える余裕がでてきました。

勉強中に生徒さんが苦しまぎれに発する「こんな公式覚えて、将来使うことある?」という問いに「将来どころか、まずは受験に出てくるんだよ」と答えながら、入試に合格すれば、テストの点数が上がれば、それでいいってわけではない“何か”を、教える立場で生徒さんと接しながら、感じるようになったのです。

コジ塾には、すでに『自分で考える力(自分で勉強できる力)を養う』というコンセプトがあります。これは、学んでいく中で“自分自身と向き合う力”と言いかえることができます。しかし、物事をスムーズに運び、問題解決をするには、“自分自身と向き合う力”と同様にもう一つ大切なスキルがあります。それは、“他者と向き合う力”です。

実は、指導の場も講師と生徒さんとのコミュニケーションの場です。どんなふうに話を聞けば、より理解が深まるのか。どう質問すれば、自分の欲しい答えが返ってくるのか。どこまでが自分の力で解決すべき領域で、どこからは他人の助けを必要とする領域なのか。言葉であらわすと難しく聞こえますが、小学生でもコミュニケーション能力の高い子はそれができていて、成果にも大きく影響します。

小学国語1

そこで、今後コジ塾は“自分自身と向き合う力”と“他者と向き合う力”の両方にアプローチできる内容を生徒さんに提供し、勉強を通して『将来必ず役に立つ問題解決能力を育むコミュニケーションの場』として地域の方に広く活用してもらえる場所にしていけたらと考えています。

自分自身と向き合う力”を育む方法として

・わからない時には「辞書を引く・一度習った所を見直す」を徹底する指導(全学年)

小学国語3

・授業シートで、学習内容を自分でまとめ、復習する(中学生)

・学習した内容をテスト範囲とし、家庭学習を促し、1週間後にテスト実施(中学生)

・新しい事にチャレンジし、できる喜びを実感する『パソコン教室』(小学生~大人)

他者と向き合う力”を育む方法として

・クラスの仲間に生徒さんが先生として授業をするジュニア・ティーチャー(中学生)

ジュニアティーチャーの写真

くわえて、2019年春より「伝える力を付ける英会話クラス」を開講予定です

※これからもコジ塾でできる事を増やしていけたらと思います。コジ塾の理念にそった地域貢献のためのアイデアや協賛(コラボ)も積極的に受け入れたいと思っております、どうぞよろしくお願いします。

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