3月からパソコン教室に小学生の生徒さんが加わりました!
実は、この子たちとはすでに英語などの教科を教えているので、よく知った仲なのですが、今日は「やっぱり、すごいわ…この子たち」と脱帽のエピソードがあったので、お話ししたいなと。
パソコンの電源はココ。キーボードはなるべく10本指で打つように。とパソコン初心者としてのレッスンが始まって、まずその子たちがハマったのが『タイピングゲームの寿司打』のようです。
講師がやっている動画がコチラ↓↓
これにハマって、同じクラスの生徒さん3人で勝負をしていました。
しかし、将来はパソコンの資格も取ってほしいので、こればかりはやっていられない。
というわけで、日本語ワープロ検定試験の練習を始めたんですよね。
その内容はこんな感じ↓↓
そしたら、「拝啓」やら「記」やら、正直小学生が日常ほとんど使わないような難しい漢字や内容がもりだくさんで、文字を打つのにやっと慣れたくらいの子たちが今度はWord(ワード)の『この行を右揃えに』『この部分はインデントでずらして』と初めての操作だらけ。
実際の試験では、20分で完成させなければいけない内容も、操作方法の紙を見ながら、講師に聞きまくりながら、トータルで2時間以上かかっての完成でした。
そして、その間、その姿を見ていた講師はこう思っていたのです。
(この子たち、こんなに大変なことはもう嫌だ。タイピングゲームの方が良い!日ごろ使わない大人の書類作成なんて、つまらない!って思ってやしないかしら・・・)
まぁ、ずっと黙って教えてましたよ。やってもらわないと困るので。
でも、完成した時の生徒さんとの会話に感動しちゃったのです。
生徒さんA「なんか、こっちの方がおもしろいよね」
講師「え?ほんとう?」
生徒さんB「うん、大変だけど、できるのがうれしい」
講師「そうでしょ?!できあがっていくのが楽しいって思う、それがパソコンの良さなのよ!」
心配しかしていなかったくせに、なぜか同調する講師(笑)
そうなんですよ、(できあがっていく楽しさを感じてほしい。そのスキルを将来役に立ててほしい!)そんな思いで講師をしているのに、初めてのことで悪戦苦闘している生徒さんの姿を見ていると、(つまらないんじゃないか、心が折れちゃうんじゃないか)といつのまにか心配ばかりが頭をよぎっていたのです。
自分で操作をして、作りあげていく楽しさ
を生徒さんに再確認させられた1日でした。
ありがとう、思い出させてくれて~・゜・(PД`q。)・゜・
それにしても、すごいなぁ、ウチの子たちは。
そういう楽しさをきちんと感じられるんですから☆