成績途中入塾

中3の9月から入って、50点アップした生徒さんの話 by萩市のコジ塾

中3の部活引退後から塾に入った生徒さんがいます。

「これまでは部活一筋で塾に通っていなかったが、高校入試があるので勉強をしたい」

そう言って8月頃に連絡をいただき、体験授業で1学期末テストの点数を聞いてみたところ、

英語が45点、数学40点。

この時点で、すぐにでも本気で勉強すべき(してほしい!)と思うのに、

「すみません、部活が終わってから始めてもいいですか?」と連絡があり、

(え!まだ引き延ばすの?!)と思った記憶があるので、おそらく授業に加わったのは、9月以降だったはずです。

 

ふつう「もう遅いでしょ」と思いませんか?

特に、小学生や中1から塾に通っている生徒さんは思うはずです。

「これまでそれなりの時間とお金と労力をかけて勉強してきた人もいるのに、それで間に合うなんて、ありえない」と。

そうですよね、だから“〇年生〇月以降の途中入塾はお断り”にしている塾さえあります。

 

だけど、コジ塾では、生徒さんにとって不利になりうることは包み隠さずお話しし、

・その子のために、みんなで前に戻るような授業はできないこと

・志望校に合格する保証はできないこと

・これから入るクラスにはよろしくない特徴もあること

などの条件をのんでくれたので、お引き受けしました。

 

結果、慣れ親しみすぎてうるさくなりがちな(←そのクラスのよろしくない特徴でした、良い所もありましたが)もともといた生徒さんよりも、真剣に授業を聞いて、自習でも必死に努力している姿を見ました。

そして、

2学期末テストで英語95点。(約3ケ月で50点アップ)

学年末テストで数学88点。(約5か月で48点アップ)

志望校にも合格されました。

 

こういったすごい結果を出しちゃう生徒さんがいるので、コジ塾では学年や点数によって途中入塾をお断りすることはしていません。その生徒さんが、どれだけ本気で、どれだけ真面目に取り組むかは一緒に勉強するまでわからないからです。これまで勉強していなかった、結果を出せていなかった生徒さんが、長年通っている生徒さんと同等の学力をつけられる可能性は正直に言って低いと思います。だけど、年数よりも大切なのは、『勉強に対する姿勢』です。

 

お子さん本人よりも焦っている親御さん、集団授業の同じ時間内で前に戻って復習できるか気にする親御さん、途中入塾ではよくある光景ですが、大切なのは本人の意思です。

これまでの内容の理解にも不安があるのに、過去の分野を覚え直しながら、今の内容も頭に入れる必要があるのですから、途中入塾の生徒さん本人には大きな負担となります。塾の授業だけではなく、もちろん家でも勉強しなければ追いつけません。

そのことに対する“覚悟”を持っている、もしくは取り組んでいるうちに“感覚として気づけた”生徒さんだけが、結果を残せるのだと思います。

 

実際に、今回紹介した生徒さんは塾に通っていた教科(英・数)だけでなく、他の教科(国・理・社)の点数も入塾後に大きく伸びていました。その子の中で一筋だった部活への想いを勉強へ移すことができたのが、部活引退を迎えた“中3の9月”だった。一般的には遅すぎる時期でも、その子にとってはベストな時期だったのかもしれません。

思い返すと、高校入試の理科の過去問題について授業後に質問され、帰りの時間が遅れてしまったことがありました。他の子は教室から出てくるのに、自分の子だけ出てこない。心配したお母様から本人の携帯に連絡がきたのですが、「うん、まだ、もうちょっと!」とだけ答えて電話をプチッと切り、私には「すみません、大丈夫です!」と言って問題を解き続けるので、お母様にはちゃんと伝わっているのかなと講師の方があせったほどです。それだけ本人は勉強に真剣でした。

 

こんな素敵な生徒さんと出会って、手助けできたことは講師にとっても喜びでした。

これからも出会えるだろうと信じています。

コジ塾がまずは学年や点数のみで判断せずに、こちらの提供できることを納得された生徒さんは受け入れていくという方針にしているのは、そのためです。