講師も焦った学校英語のスピード!

英語

萩東中学校の中1のみなさん。
2024年1学期末テストの英語の点数はいかがでしたか?

おそらく小学校から英語が得意な人でも難しかったのではないか?と思うのですが…。
なぜそう思うかというと、これまでにないスピードで教科書が進んで、初めてのテストでかなり広い範囲の文法が出てきたからです。

以前、こんな記事を書きました。

この記事の中で「中1の生徒さんはかわいそう」という話をしています。
それなのに、初回のテストでかなり進んだ内容まで出てくるなんて…。

どのくらい進んでいるかというと、同じ規模の公立学校の西中は1学期の中間テスト(5月)があって、期末テスト(6月)があって、少しずつ範囲を区切って出てきて、それでもまだ2学期の中間テスト(9月)に後で出てくるんだねという範囲が、東中は入学してから初めての1学期末テスト(6月)で一気に出ているのです。

「学校や先生のやり方には文句をつける前に、自分のできることを精一杯やるべき(他人のせいにしない)」という信条のコジ塾講師ですが、さすがに「え~!」と焦ってしまいました。

さらに、コジ塾に通う生徒さんの様子も…。学校でやっているはずの教科書の内容や” I am~. You are~.”などの基本の文法さえ頭に入っていないようなのです。

これは大変!絶対、とんでもない点数になる‼と急いで学校に追いつけるように指導してみましたが、無理があったようです。

結局、期末テストの後に「自分でも点数にビックリした。英語を習いたい」と新しい生徒さんも入って来られました。

ただし、生徒さんそれぞれ能力に差があるので「点数が悪かったのは学校の範囲が広すぎたせいだ」とか「理解できないスピードで進んでいる」と言って非難するのは間違いです。
こんな時でも小学校からきちんと英語の学習をしていた生徒さんには問題はなかったかもしれません。

とにかく今回の事で講師が思ったのは、やはりどんなに指導する側(塾講師)が焦っても、生徒さんが理解していないまま次へ次へ進めても生徒さんの力にはならないということ。
期末テスト終了から気を取り直して、あれから約2か月。
教科書の内容の学習にも英文法にも慣れてきて、夏休みの課題で1学期の復習をしながら、以前より格段と理解が深まっている姿が見られる生徒さんも出てきました。
新しく入ってくれた生徒さんもそのまま何もせずに進んでいたらもっとわからなくなっていただろうと思うと、講師もサポートできてよかったなと感じる今日この頃です。

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