今日は新中学1年生の初めての授業(数学)でした!
数学の授業に入る前に、みんなに知っておいてほしい「高校入試について」の話をしました。
「そもそも、なんで中学生で塾に通うの?」
「行きたい高校はどこ?」
「高校入試と中学校での成績はどう関係してくるの?」
「高校には私立と公立があるよ」 などなど
親御さんは高校入試を視野に入れて(時には生徒さん本人も高校入試は意識して)、塾に通っているのに、実際生徒さんは私立と公立の違いもわからない。公立は一つしか受けられないことも、私立と公立では必要な教科が違うことも、知らない…。
コジ塾講師自身も知らないまま過ごし、何となく中3になったら受験がやってきて…という事実があるからわかるんです。詳細は知らないのに幼い頃から「地域の○○高校は頭がいい・悪い」「お前は○○高校に行ける・行けない」と周りの大人に言われて、なぜかぼんやりと志望校が決まっている…。それでも、その志望校にどれだけの努力をすれば行けるのかと意識して勉強しているわけではなく、フワフワと運任せ。市内にある公立高校は進学と商工という全く内容の違う高校なのに、あっちに行けないからこっち、と簡単に志望を変えたりして入試直前にちょっぴり焦るのみ。少子化や地域性で仕方のないこともありますが、もっと中学生のあの時に高校やその先についての知識があったら何か変わっていたのかも?と今になって思うことがたくさんあります。
高校入試のみが塾通いの意義ではないと思いますが、確実に3年後にやってくる高校入試を確実に意識して塾に入ってくれているなら、中学校での成績がいかに高校入試に関わるのか、どんなモチベーションで塾に通うべきなのか、もっともっと知識を入れた上で考えてくれたらいいなと思っています。