5分かかったパソコンの立ち上がりが17秒になった話

かかりつけでやったこと

― かかりつけだからできたこと ―
by 萩市のパソコン教室 コジ塾のコジパソ

今回お預かりした生徒さんのノートパソコンは、
電源を入れてから使えるまで 約5分 かかっていました。

パソコンを開くたびに、
「電源を入れて、PINコードを入れて、真っ暗な画面を見て待つ」
そんな状態が続いていたそうです。

正直に言うと、授業時間内では終わらなかった

ChatGPTを駆使して奮闘しましたが、
この対応は2時間の授業時間内では終わりませんでした

私(講師)はパソコン修理業者ではありませんし、
その場で必ず直しますという約束ではなく、
やってみましょうか、というスタンスです。

必要だったのは更新の修復や大きなアップデートで、
どうしても「待つ時間」が発生します。

それでも進められた理由

やってみますが、かなり時間がかかるかもしれませんよ?
(つまり、その間パソコンは使えませんよという意味です。)
と声をかけると、生徒さんがこう言ってくれました。

「今日は待つだけでも大丈夫です」
「パソコン、預けて帰ってもいいですか?」

授業が進まなくてもいい。
今日は操作練習ができなくてもいい。

そう言って、
授業時間内に処理が終了しないことがわかると、
パソコンを託して帰られました。

これは技術の話ではなく、関係性の話

今回の対応ができた一番の理由は、
特別な裏技や修理技術ではありません。

  • 長く通ってくれていること
  • 困ったときにまず相談してもらえること
  • 生徒さんのパソコンについて少なからず把握していること

こうした 「かかりつけ」の関係 があったから、
時間を気にせず、落ち着いて対応できました。

やったことは「修理」ではない

今回やったのは、
パソコンを分解したり、部品を交換したりすることではありません。

  • 止まっていた Windows Update を整える
  • 壊れかけていた更新機能を修復する
  • パソコンが本来の力を出せる状態に戻す

ただ、それだけです。
でも、とっても時間がかかった。
それを生徒さんも‟かかりつけの授業の内容”として快く良しとしてくださいました。

こういった関係性と今回のような解決は
実はふつうのパソコンクラスだと難しいと思います。

かかりつけでないクラスだったら見ない、というわけではありません。

ただ、ふつうのクラス(パソコン基礎コース)は
「操作の練習をすること」が目的の授業です。

たとえ自分のパソコンであっても
授業中にレッスンができないのは生徒さんにとってはストレスでしょうし、
講師も気になって「今日は教室のパソコンを使いますか?」と声をかけ
その後の原因追及や改善作業を行うことはないでしょう。

操作練習、最優先!
そんな中、
・レッスンも進めたい
・でも不具合は授業時間外に講師に任せたい

という形になってしまうと、
授業の目的そのものがズレてしまいます。

それは生徒さんにとっても、
講師にとっても、あまり良い形ではありません。

結果:5分 → 17秒

すべてのアップデートが終わったあと、
電源を入れて計測してみると、

立ち上がり時間:17秒

あれだけ待っていた時間が、
嘘のように短くなりました。

これはいつでもできることではない

この対応は、
「誰にでも・いつでも・短時間で」できるものではありません。

  • 授業時間内に、その改善のためにパソコンを触れる
  • それでも終わらなければ、預けて任せてもらえる
  • すぐに結果を求められない

そういう前提があって、初めて可能になりました。

かかりつけコースで大切にしていること

コジ塾のかかりつけパソコン・スマホ講師のコースは、
 病気の時のかかりつけ医とは違って、
 不具合があったら24時間いつでも対応
 絶対直せる確約ありというものではありません。

日常で「あれ、困ったな」「あ、これやってみたいかも」
そういった事を気軽に相談して
レッスンで一緒に形にしていく。

そんな関係を作るコースです。

最後に

5分待つのが当たり前だったパソコンが、
17秒で使えるようになった。

でも、それ以上に嬉しかったのは、
信頼して時間をたっぷり使わせてもらえたこと
安心して任せてもらえたことでした。

これが、
かかりつけコースで実際に一緒にやったことの一例です。

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