~コジ塾思想~ママ・パパへの教育論

コレやると、子どものやる気と成績が落ちる!即刻やめた方がいいこと by萩市の学習塾コジ塾

最近では、昔と比べて友達のように仲の良い親子関係というのがメディアでも取り上げられていますよね。

コジ塾講師も塾で生徒さんとは、どちらかと言えばオープンに会話をしているほうです。

まるで友達のように話せるようになると、どうしても出てくる話題が『グチや文句』です。子どもも大人も自分の思い通りにいかない時は、ストレスがたまって、それを発散させたいので、親しい人に聞いてほしくなりますよね。

でも、ここで、“一緒になって学校や塾の先生(教えを乞わなければいけない人)の文句を言う” のは絶対にやめた方がいいです。また、聞こえるところで“先生やその組織を悪く評価する” のもNGです。

私を含め、教える立場の人間がいつのまにか上から目線になっていたり、子どもと接する事の多い学校や塾など閉鎖的な空間で一般の社会人の感覚とかけ離れていったり…というのも無きにしもあらずで、保護者さまからすれば気になるところもあるでしょう。さらに情報社会になって “教諭の逮捕” ・“いじめ問題で教諭が頭を下げている” ニュースも目にすることが多く、『先生の言うことは絶対』時代から一変、先生の権威はどんどん下降しており、文句の一つも言いたくなることもあるでしょう。でも、子どもさんのために我慢してください

なぜか?

お宅のお子さんが天才レベルで、本やユーチューブだけで理解して、応用までやってのけるような能力があるなら、この話は聞かなくても大丈夫です。

これも私を含め、天才でない人は、何かを学ぶ時は、必ずそれを教える人の話を聞かなければなりません。

その人を好きかどうかにかかわらず、その内容をしっかりと。

そして、言われた通りに問題を解いてみて、その人に間違いを指摘してもらい、正してもらって初めて習得するのです。

この『話を聞く→言われた通りに解いてみる→正してもらう』をいかに素直に真剣にやれるかが勝負です。

そんな時、嫌なヤツで、尊敬に値しないと脳にインプットされた人の話を聞かなくちゃ!と思いますか?思いませんよね。

で、聞かないとどうなるか?

(先生の権威の下降同様、)お子さんの成績も急下降です

大人なら「本当は大っ嫌いだけど、まぁ、今は黙って聞くことが自分の知識のためになるし、言う事を聞いておくか」と分けて考えられるかもしれませんが、普段大人と対等に話をしているからといって、そんな事を子どもさんが考えられるでしょうか?

しかも、家で一番の味方の大人(親)も一緒になって文句を言った人間に対して!

集団生活で、その子に合う先生ばかりがいるわけではないですよね。どの先生がきても、“話を聞くこと”は徹底しておかないと、損をするのは生徒さんです。

具体的には、

「今日さ、授業中にしゃべってたからって、自分だけ注意されたんだよね。〇〇だって話してたのに、あいつ(←先生のこと)ひいきが激しいんだよね」

と言われた時、どう反応しますか?

「へぇ~、ひいきはナイよね」と共感するのは友達にはいいかもしれませんが、成績を上げてほしい子どもさんには良くない反応です。

それよりは

「え?授業中に話してた?!ちょっと、そんな失礼な態度で授業受けてんの?あり得なくない?〇〇もあなたもヤバイよ!」と大げさなくらいに、授業中に話していたことに焦点をあてて反応した方が勉強においては役に立ちます。

それか

「言われるうちが花だよ。怒るのも本当にしんどいもんだよ。私もそうだけどさぁ、なんでわざわざ、ちゃんと聞いてない人に声かけて、そうやって嫌われなくちゃいけないのよ。クラスの雰囲気も悪くなるし。先生を勉強以外でわずらわせるとか、授業妨害じゃん?」とか。“私もそうだけど” って部分は講師だけが使えるフレーズじゃなく、親なら嫌と言うほど子どもさんを叱っているはずですよね?つじつまが合います。

私も何度かこんなふうなやりとりを生徒さんとやったことがあるのですが、だいたいは一瞬「ヤバい!」という顔になって、「そりゃそうだ」と苦笑いをする子がほとんどです。

そして、その後ゆっくりその子のひいきされているという言い分を聞いてあげてもいいですが、まずは「授業中に話すのはいけない」ということをすっ飛ばした反応をするのはもったいないですよね。

だって、チャンスじゃないですか。「自分は授業中に話をしています」と自ら懺悔する子ってほとんどいないし、後悔して自白するくらいなら、最初からしていないでしょう。授業中のおしゃべりがどんなに自分にとって不利益か、周りにとって迷惑かを理解していないから、話せるんです。先生のグチや文句の中にはそういう子どもさんの未熟な部分が盛りだくさんだと思うのです。

そこで、親御さんがどう反応するかでその子の考え方が作られていきます。

今度はお母さん同士の会話を隣で待っていた子どもさんが聞いていたらどうでしょうか?

「あの学校に行っても、先生のレベルが低くて進学率も低いみたいよ~」

「あの塾に行っても、たいして成績が上がらなかったって~」

親にとっては、いい情報ゲットなのかもしれません。でも、子どもさんからしたら、成績を上げてくれるのは学校・塾(組織)の性質ややり方であって、自分の努力ではないんだと無意識に思ってしまうでしょう。

これも実際あったのですが、私の母が「あそこに行ってもダメだった」と知り合いの塾の話を「そうですか」と笑って聞いているのをただただ隣で見ていました。その後、私と2人きりになってから「でも、ダメかどうかは自分次第よね」とまだ学生の私に言ってきたことがあります。

その時、塾がうまく対応してくれない・面倒をみてくれないと考える人と塾へ行っても自分の努力で成果を出すのが当然だと考える人がいて、ウチの母は後者なのだなと思った記憶があります。母らしいとも思うのですが、結局大人になった私も同じ考え方なのです。

親子の会話で思想が作られていきます。

子どもさんの前で、学校や塾、そこにいる先生のグチや文句を口にするのは、子どもさんに「気に入らない先生の話を聞くのはバカらしいから、勉強もしなくていい。頭を良くしてくれるのは、学校や塾自体だから、あなたは努力しなくていい」と脳にインプットしているのと同じなのですね。

塾VS学校・・・じゃない』の記事のような対応を、コジ塾で講師が生徒さんにするのも、この考えを実践しているつもりです。