コジ塾講師が大切にしている勉強法の一つに『調べる』というのがあります。
調べれば、人に聞かずに、答えが見つかる!
つまり、『自分で勉強できる』ってことですよね。
これって本当に便利ですよ~、講師自身も勉強中に『調べた』ことでいっぱい得をしました。
いっぱい「すごいねー」って言われました。
調べただけなんだけど……( ´艸`)
逆に言えば、調べるのがめんどくさいからって調べない子がけっこういるんです。
そして「わからん!」と諦めて、調べて答えがわかっただけの人を「すごいねー、あの子はもともとできるんでしょ」って勘違いをしているんです。
『調べる』というと、ネット検索?まだスマホ持ってないし、家にネットつながってないしーって想像しますかね?
大丈夫、もっともっと簡単な方法です。
それは……『前のページを見ること』。はいっ、終わり!
宿題、テスト勉強、受験勉強…学生の時は独学ではなくて、一度習った事を復習(勉強)する自習なんですよね。
だから、前に学習した所を見ればヒントは盛りだくさんなのです。
そのまま答えが書いてある時だってあります、特に英単語なんてそうです。
実は、できる子は「わからないから、調べて、覚える」を繰り返しています。
これも、自分で調べるから覚えられるんです。わざわざ意識して、探すから覚えるんです。
コジ塾では調べてわかることを質問されたら
「自分で調べてみて、あそこに辞書あるよ」
「前のページに載ってるはずだけど?」
と返すようにしています。
そうすることで、調べるのは当たり前、「あ、これ前にもやった問題!」と思い出すくらいの意識を持って勉強してくれるといいなと思っています。
だって、宿題もテストも入試も生徒さんが単独でやるんですよね?まさか側について答えを教えてあげるわけにもいかない。
塾にいる時間って限られているから、たとえコジ塾を卒業しても、大人になっても自分で学べる人になってほしいというのが講師の願いです。
だから、調べずに、何だっけ?攻撃で答えだけ聞き出そうとする生徒さんには応じないと決めています。
それを理解してくれた生徒さんは、質問の質が変わってきます。
「ねえ、“ 家 ”って英語でなんやったっけ?」というのが愚問であるとわかってくるんですね。
和英辞典で調べればいいわけですし、調べれば発音もつづり(スペル)も書いてある、一石二鳥です!
その分「なんでいつもは is なのに、今回は are が正解なの?」という文法の疑問、納得がいかない問題に対してはどんどん講師に質問して、レベルアップをしていってもらえたらと思っています。
先日、コジ塾に入って間もない生徒さんが、辞書引きがめんどうだったのか、お友達に「“お父さん”って英単語はどう書く?」と質問していました。
するとそのお友達が説明しようとしたけれど、うまくいかずに「先生に聞けばいいじゃん?」と返したところ、「先生は教えてくれないと思う」と言ったのを少し離れた所で耳にしました。
そして結局、「前のページにあったかも!」と探し出していました。
「先生は教えてくれない」って普通は良い言葉じゃないですが、私は(すごい、もうコジ塾の方針をわかってるんだ゚+。:.゚ワァォ(*’▽`人)゚.:。+゚ )って感心しました。
もちろん、その子が全く質問をしてこないということはないんです。「これは実は自分でできること、でもこれは質問すべき」とわかっている時点で、きっとこの先伸びていくぞー(*≧∀≦)ノ゙ と感じた出来事でした。