バカって何だろう?~コジ塾思想~ by萩市の学習塾コジ塾

入塾の際に親御さんが「うちの子バカなんで、ご迷惑をおかけするかもしれませんが」とか

生徒さんが「わたしはバカだから」とか「あいつは俺よりバカ」とか

「先生、頭の良い子とバカな子、どっちに入ってきてほしいですか?」なんて冗談まじりに直球の質問をされたりすることもあるのですが・・・

ここで言われているバカって、テストの点数が低い・成績が悪い・単に勉強ができないってことじゃないかなって思うんです。

その点で言うと、コジ塾講師は生徒さんをバカだと思ったことはありません。

え~!ウソでしょ?教えてもできない子だっているでしょ?キレイ事言ってんじゃないよー!って思うでしょ?でも、本当です。

じゃあ、そんな時はどう思うのか?

「能力が低いんだな」です。

それも、入塾してすぐに思うわけではないです。学校の点数が低いからと途中入塾する子もいますが、単にこれまで勉強時間が少なかった・勉強の仕方が身についておらず自ら進んでやろうと思わなかったことが原因の場合もあり、塾に入って自然と勉強時間が増えて、やり方がわかれば自主学習もできて…とスムーズにできる子になることがあるので、入塾の時点で点数や成績を見ただけでは能力が低いかどうか判断はできません。

そんな中でも、なぜか本人はこれまで以上に時間をかけて考え、暗記練習もして、それでも全然上がらない子に対して「うーん、能力が低いんだね。でも、その子なりにがんばって少しでもアップしてほしいな」と思う感じです・・・が、そんな子ってほとんどいません!!

点数が低い子や成績が悪い子には、ほとんどの場合、バカげた原因があります。

・「来週暗記テストをやるからね!」と何度も言われてわかっているはずなのに、家でほとんど暗記練習をしていないままテストを受けている。(なまけ者タイプ)

・「カンニングをしたり、人の答えを写すだけでは何の意味もないよ」と言っているのに、カンニングをしてプリントを終わらせて、身に付かない。(やっつけ仕事タイプ)

・授業中に講師に注意されても、気にせず周りの友達と話して集中しておらず、結局「意味がわからん」と言って終わる。(お祭り騒ぎで、後の祭りタイプ)

学力や能力とは直接関係のない部分が原因で、成績が悪いままの子がほとんどです。

これらのバカげた行為を講師はバカどころか、『愚の骨頂(ぐのこっちょう)』と呼んでおります。つまり、「この上なくおろかなこと」です。

・やる気満々に見えて、積極的に講師にわからない所を聞きにくるのだけど、実は何度も同じことを聞いていて、自分で解けるようになることより、とりあえず速く進めることに集中している(講師利用型のやっつけ仕事タイプ)

・解答にチェック(×)が付くと、それだけでやる気を失ったり、冷静さがなくなったりして、ミスや失敗から学ぶ気がない(学ぶ前から完璧主義タイプ)

なんて、強者もいますよ(笑)

つまり、みんなの言う能力が低いバカと講師の考える勉強の効果を自ら落とすバカ(失礼!)は違うのかなと思うことが多々あるわけです。

そして勉強を教える立場からすると、能力が高い・低いよりも、せっかく教えたことが目の前でなかったことのように扱われる様子を見ている方がよっぽど辛いです。話聞いてない・やる気ない・自分で考えてないって・・・YOUは何しにコジ塾へ状態(*´Д`)

頭の良い子とバカな子はどっちがいいか問題ですが、コジ塾講師の答えはズバリ!!

能力より、やる気と素直さと自分を知って努力する子がいいです^^

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